こんにちは、はーちゃんです。
前回、産後クライシスを抜け出すために自分が変わるとは?という話をしました。

今日は、その中の【私がすべきことは、夫を変えることではなくて、感謝すること】について、もう少し掘り下げたいと思います。
今からお伝えするお話は、「産後クライシスから脱出して、夫婦仲良く暮らしたい!」と望んでいる方に向けて書いています。
・産後クライシスから抜けたい
・夫を大切にしたい
・夫から大切にされたい
・夫婦仲良く尊敬し合って幸せな家庭を築きたい
そう思われている方に読んでいただけると嬉しいです。
目次
私も初めからできたわけではない
私は、前回の記事で、「私がすべきことは、夫を変えることではなくて感謝すること」と述べ、それを実行したと書きました。
日々の小さなことへの感謝ももちろんですが、やはり一番感謝すべき点はココです。
【仕事を頑張り、家族を養ってくれていること】
皆さん、感謝出来てますか?
実は私、初めは口だけで全然出来てなかったんです。
産後クライシス真っ只中の時はもちろん、「変わろう!」と決意してからも、口では感謝してると言いつつも、大して感謝していなかったと思います。
それは、心に引っかかるモヤモヤが払拭できていなかった為でした。
心に引っかかるモヤモヤとは?
感謝していても、何か嫌なことがあると、心の中にくすぶっているモヤモヤが顔を出し、感謝なんて気持ちは消え去っていました。
そのモヤモヤと向き合わないと、次には進めないと思い、何度もよく考えました。
そして、突きつめたモヤモヤの正体がこちらです。
子供が生まれても、夫だけ生活が変わらない羨ましさ
子供が生まれて生活が赤ちゃん中心にガラッと変わり、自分のやりたいこと、やらないといけないことがことごとく中断され、自分の基本的欲求さえも後回しにする日々。
そんな生活を送る中、以前と変わらず好きなように仕事をしている(ように見える)夫に対して、苛立ちと羨ましさを感じていました。
「あなただけ、変わらず好きなように自由に仕事ができていいね。」
まず、これが一つ目のモヤモヤです。
自分自身、子育てと比べて仕事をしていた時の方が楽だった
私自身、独身の時はもちろん、結婚後も妊娠前まで共働きで働いていました。
独身の時は、男性に混じって夜中までバリバリ働いていたし、共働きの時もフルタイムの仕事と家事との両立はとてもしんどく大変でした。
そして、いざ赤ちゃんが生まれ、育児に専念することになって思うんです。
ああ、仕事の方が楽だった、と。
仕事は、自分の意思で行動できるし、大人同士でコミュニケーションを取りながら進められる!
育児は、寝ることも、食べることも、トイレさえも自分のタイミングが奪われる!
24時間365日働いてるようなもん。
自分の意思で行動できないことがこんなにもツライなんて。
「ぶっちゃけ、育児は仕事よりきついから!育児の大変さを分かってないでしょ。」
これが、2つ目のモヤモヤです。
(どっちが大変なんて議論は不毛なんですが、育児の大変さを夫に分かってもらいたい気持ちが暴走していました)
心から感謝できるようになったある気づき
そんな日々を送っていたある日、夫の職場の大きなイベントを見にいく機会がありました。
とても大きなイベントで、たくさんの上司、同僚、後輩はもちろん取引先の方々も大勢いました。
イベントなので、普段の仕事風景とは違いましたが、これだけ多くの人を相手にして、埋もれないように働くことは大変だろうな‥と感じました。
夫はあまり愚痴りませんが、やはり大変なことがたくさんあるのはチラッと聞いていました。
辞めたい時も、逃げたいこともあるでしょう。
でも、夫は簡単には辞められません。
それは、養う家族がいるからです。
そう思った時に、「我が子や家族を養うという重責」について改めて考え、気付いたのです。
夫に心から感謝できるようになった2つの気づきとは?
家族を養う重責を担ってくれている
私自身、仕事をずっとしてきたので、「働くこと」について理解しているつもりでした。
それを踏まえて、やはり仕事よりも育児がきついと思っていたのです。
でも、私が経験した「仕事」と、現在 夫がしている「仕事」は意味合いが全く違ったものだったのです。
私も仕事自体はもちろん大変でした。
でも、私が経験した仕事は、自分1人のため。私が辞めても誰も困りません。
夫の仕事は、家族を背負っての仕事です。もし自分が辞めたら、幼い我が子が生活していけなくなる。
とてもじゃないけど、私には到底こなせないものすごい重責です。
仕事云々ではなく、【家族を養うという重責を担ってくれて、頑張ってくれていること】
この責任の重さを改めて理解し、それを夫は引き受けてくれているのだと気付いた時に、心から感謝できました。
男性につきまとう社会の目
夫の仕事にのしかかる「養う重責」について考えていたときに、実は男性にはさらなるプレッシャーがあることに気付きました。
結婚生活において、女性だって仕事をする機会はたくさんありますよね。
でも、どのように働きますか?
フルタイムでバリバリですか?
時短勤務に変えますか?
パートを週に数日ですか?
短期バイトもいかがですか?
人間関係が辛くて辞めたことはありますか?
自分の特技を勉強して、自宅でサロンを開きたいと思ったことはありますか?
一定期間頑張って働いたから、しばらくは専業主婦でいようとしたことはありますか?
そうなんです。
女性には、たくさんの働き方があり、自分自身で選ぶことが出来るんです。
パートで数日しか働いていなくても、
しばらく専業主婦でいても
自宅サロンに挑戦してみても
世間的に白い目で見られたりしません。
女性にとっては、どれも珍しくないことだからです。
でも、男性がそれをしたらどうですか?
夫が週に数日のパートで働きたいと言い出したら?
仕事に向かないから専業主夫になると突然言い出したら?
脱サラして、自宅で趣味程度のサロンを開くと言い出したら?
はっきり言って、はーちゃんは困ります。
そして、社会的にも、(男女の役割が逆転している家庭を除き)、養う家族がいるのに長期間働かない男性は白い目で見られるものなのです。
世の中では、弱者である女性差別ばかりが強調されていますが、これって実は男性差別では‥?と思いました。
「男性は、仕事をして家族を養うべき」という考えがあまりにも当然のように世の中に浸透しています。
男性は、カッコ悪いと思うのか、しんどくてもあまり口にしません。
なので、見過ごされがちなんです。
でも、男性は女性のあまり気づかないところで、この「男性は働いて家族を養うべき」というプレッシャーに耐えているのです。
でも、女性には子育てがあるし、専業主婦ってものすごく忙しいのよ!って思われるかもしれません。
でも子供に手がかかる時期ってあっという間です。
一方男性は、定年まで、いえ今の時代は身体が働けなくなるまで、たぶん一生このプレッシャーは付いて回ると思います。
そう思った時に、毎日せっせと働いてくれている夫に感謝と労わりの感情が湧き上がってきました。
最後に
今回話したことは、当たり前すぎる話かもしれません。
そんなの、男なんだからどこの父親も同じでしょ!と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
では、夫から「女なんだから、育児なんてどの母親もやってることでしょ!」と言われたらどうでしょうか。
何度も言いますが、夫婦は合わせ鏡です。
どんな選択をするかは、自分次第です。
未来は自分で決められます☺︎
あなたが、本当に望んでいる未来を選択することができますよう。
少しでもこの記事が何かの気付きのきっかけになれれば嬉しいです。
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