今日は気分を変えて、出産のお話をします。
私は、1人目は分娩台の上での出産。
2人目と3人目はフリースタイル出産にて産みました。
フリースタイル出産に憧れがあって‥という訳ではなく、
ただ単純に、2人目以降は、入院時に上の子も一緒に入院できるという産婦人科が、たまたまフリースタイル出産の病院だったため、必然的にフリースタイル出産となりました。
そのため、正直、フリースタイル出産にとても不安がありました。
今日は、これからフリースタイル出産を控えている方へ向けて参考になるように、私の経験談から絶対に気をつけてほしいことをお伝えします。
フリースタイル出産とは?
分娩台の上での出産のスタイルは皆さんイメージがつきやすいかと思います。
なぜあの体勢かというと、妊婦さんにとって産みやすいからいうわけではなく、処置がしやすいためなんですね。
反対に、フリースタイル出産は、妊婦さんにとって1番産みやすい体勢で自由に産みましょう、という出産になります。
四つん這いや、横向き、しゃがんだ状態など、産み方は人それぞれです。
分娩室はどんな感じ?
これは病院によって異なるかと思いますが、私の病院は分娩室が和室でした。
畳の上に防水シートを引いて、「さあこの上でご自由に」という状態です。
壁にはバーがあり、天井からはロープが下がっていました。
時代劇などの出産シーンを見られたことはありませんか?
天井からの縄を掴みながら、妊婦さんが出産するのですが、まさにアレです。
バーやロープにしがみつきながら、陣痛に耐えたり、分娩時に身体を支えたりできます。
フリースタイル出産をするにあたって、絶対に気をつけてほしいこと
私は2度フリースタイル出産を経験しています。
1度目は本当に何も分からない状態でした。
産院の勉強会で、フリースタイル出産のことはもちろん勉強しましたが、いまいちピンときていない。
そんな中で、私は致命的なミスをしてしまったのです。
でも、勉強会でも、「フリースタイル出産をするなら、ソレに気をつけて!」なんて教わっていないので、気づけないといえば気づけなくて仕方ないのですが。苦笑
では、その致命的なミスとは?
ズバリ、太り過ぎてしまったこと!笑
なんと、元の体重からプラス20kg近く増えてしまっていたのです。
こうなると、寝返りを打つのも一苦労。起き上がるのも一苦労。
もうね、陣痛に耐えながら産みやすい姿勢に身体を動かす‥なんてムリ。
産みやすい楽な姿勢をとる!‥というフリースタイル出産の醍醐味を一切味わえませんでした。
夫が立ち会えば、また少しは違ったのでしょうが、スピード出産だったため夫も間に合わず。
結局、完全に畳に仰向けで寝た状態で産みました。
これが、本当にキツイ。
分娩介助にきた医師が、私の体勢を見て開口一番
「これは苦しいでしょう。せめてクッションを背中に当てて、上体を少しでも起こしてあげて」
と助産師さんに指示したほど。
仰向けからの、泣けなしのクッション1個。笑
いきむためには、少し上体を起こさないといけなかったけれど、もちろんクッション1個で足りるはずもなく。
いきむ度に、天井からのロープを掴んで、腹筋のように自力で上体を持ち上げるハメになりました。(もちろん身体が重いのでほとんど上がらないのですが)
大きいお腹で仰向けは息苦しいし
ロープを掴んでいる腕はパンパンだし
ない腹筋を必死に使って上体を起こす。
いやコレ。まさに、修行。
いきみながら何度も思いましたね。
分娩台の方が100万倍ラク。涙
背もたれで最初から上体が起きているから。
こうして、1度目の私のフリースタイル出産は幕を閉じました。
最後に
フリースタイル出産を考えられている方は、私のようにならないように、太り過ぎにはお気をつけください^^;
1度目のフリースタイル出産は、このように、フリースタイル出産の良さを一切感じられませんでしたが、
体重管理に気をつけて望んだ2度目のフリースタイル出産は本当に素晴らしいものでした。
次回は、フリースタイル出産の良さをお伝えしたいと思います。
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