早速ですが、みなさんのご主人は、自分の話をしてくれますか?
男性は、家族を心配させたくないので、元来、仕事の愚痴はあまり話しませんが、自分の話をするのは結構好きなものなのです。特に、自分の得意分野の話はお喋りなくらい話したりします。
でも、以前のはーちゃん家は、全くと言っていいほど、夫は私に自分の話をしてきませんでした。
今日、何があったのか。
仕事でどんなことをしているのか。
本当に、ほぼ話してくれないし、2人でいてもぶっちゃけ会話がない。
「今日は仕事どうだった?」と聞いても、夫の返事は「特になにも」と気のない返事だけ。
悲しくなってきて「なんで、何も私には話してくれないの?」と、また夫を責めたくなる。
そして、責められれば、夫の心はウンザリする。
こんな負のループに陥っていました。
付き合っていた頃や新婚時代は、もっといろいろ話してくれていた夫なのに。
いつからか、こんなに2人の間に壁を感じるようになったのだろう。
その頃の私は、とても悲しく思っていました。
もちろん根っからの寡黙な男性もいるでしょうが、男性が自分の話をあまりしてくれなくなるのには、実は、ちゃんと理由があります。
それは、男性の本質に繋がる理由になります。
今日は、夫婦仲を改善するにあたって、夫の本質、つまり男性の本質についてお話ししたいと思います。
女性と男性は、驚くほど全く違う
以前、夫婦仲を改善しようと、はーちゃんは夫と何度も話し合いをしてきたと書きましたが、いつも話は平行線でした。
性別が違うと、物事の捉え方や考え方は全く違うのです。
そのため、夫婦仲を改善するためには、自分のものさしだけではなく、「男性とは?」という本質を理解していた方が、断然うまくいきます。
今回の、男性が妻にあまり話をしてくれなくなったケースも、男女のすれ違いから生じている場合が多いのです。
女性がつい見過ごしてしまいがちになる【男性が人生において、真に求めていること。】
その求めていることさえ分かれば、妻であるあなたは、それを満たしてあげれば良いだけなのです。
人生において、男性が一番欲しているものとは?
男性が真に求めているもの。
それは、ズバリ「他者からの称賛」です。
男性は、褒められたいのです。
以前、乳幼児を育てるママは「褒められたい」「認められたい」などの承認欲求が満たされにくく、イライラしやすいとお伝えしました。
でも、実は、女性よりも男性の方が、「褒められたい」「認められたい」という欲求は強いのです。
もちろん、プライドが高いので「褒めてよ」なんて言いませんが、他者からの称賛を男性は一番欲しています。それがとりわけ妻からの称賛となれば、男性にとって最も嬉しいことなのです。
妻から称賛されないと、どうなるの?
男性は、仕事やプライベートなど、あらゆることで、自分の武勇伝を妻に話し、「すごーい!」と褒められたく思っています。
だけど、世の奥様方!
夫の武勇伝って、きちんと聞いてますか?
✔︎適当に聞き流してしまったり
✔︎「そんなことより、今は子供が泣いてるから後にして」など、後回しにしてしまったり
✔︎夫の武勇伝に、褒めるどころか、注意やアドバイスをしたくなったり‥
そんなことって、実は夫婦間では多いのです。
でも、男性はプライドが高いので、褒めてもらいたくて話した武勇伝をそんな風に扱われたら、実はものすごーく傷付きます。
思い返せば、はーちゃんは、まさに夫に対してこのように対応していました。
特に、私がやっていたミスは、ついつい夫の話に意見をしたりアドバイスをしたりしたくなっちゃうんですよね。
「こんなことも知ってるよ」
「私が働いてた時は、こうしてたよ」等
自分の知識や経験をアピールして、できる女だなと夫に再認識させたい。という私の裏心。
もちろん、夫の反感を買うだけで、逆効果にしかなりません。
「何で夫は私に話してくれないの?」と悲しくなっていましたが、
元を辿れば、私が夫のプライドを傷付け、話す気力を奪っていました。
そして、度々そんなことがあると、男性は自分を守るために、もう妻にあまり自分の話をしてくれなくなるのです。
でも、妻に話したくなくなっても、もちろん、男性にある「褒められたいという強い欲求」は消えません。
では、どうなるのでしょう?
妻から褒められずに、男性がすっかりやる気を失って、生きる活力が小さくなってしまうこともあります。
さらに、最悪なケースは、妻以外の女性に、向かってしまうことです。
妻に褒められずに、満たされない状態の時に、別の女性が良く話を聞いてくれて、いつも称賛してくれる。
そんな女性が身近に現れると、男性の心はフラフラっといっちゃいます。
それくらい、男性にとって「称賛されたい」という欲求は大切なのです。
夫の話を良く聞いて、褒めよう
夫が、武勇伝を話しだしたら、手を止めて良く話を聞いてあげること。
そして、褒めましょう。たった、それだけです。
たったそれだけでも、その威力は素晴らしいです。
意見やアドバイスなんて夫は求めていません。
逆の立場なら、自分だって頑張ったことを聞いてもらって褒めてもらいたいですよね。
それを、適当に聞き流されたり、「こうすれば、もっと良かったのに」なんて言われたらガッカリします。
余談ですが、
キャバ嬢の「さしすせそ」って知っていますか?
男性を虜にするそうなのですが。
し‥知らなかった〜
す‥すごーい!
せ‥せっかくだから
そ‥そうなんだ〜!
こんな簡単な相槌で、男性は良い気分になって虜になっちゃうそうなんですが、これは男性の本質をよく捉えていて、さすがだなーと納得です。
もちろん妻はキャバ嬢とは違うのですが、男性の一番の欲求を満たしてあげて、彼に居心地の良さを味わってもらうのは、妻の大切な役割です。
そんな心地良い居場所を作ってくれる妻に対して、男性はますます妻を愛し大切にしたくなるのです。
夫が何も武勇伝を話してくれない時は、どうしたら良いの?
では、以前のはーちゃん家のように、すでに夫が何も話して来てくれなくなっている場合はどうしたらよいのでしょうか。
つまり、「男性が傷付くのを恐れて妻に話したくない」状態にすでに陥っている場合です。
その状態を打破するには、こちらからどんどん褒めてみるのです。
最初は「ふんっ」とした態度かもしれませんが、徐々に称賛を受け入れてくれるようになると思います。
もちろん、心にも思っていないことを褒めても、夫は見抜きますので逆効果です。
本当に思っていることを褒めてみましょう。
おすすめは、やはり男性の誇りの要である「お金を稼ぎ、家族を養っていること」を称賛することです。
そのことへの感謝を伝えましょうと以前話しましたが、感謝に加えて「ありがとう!さすがだね!」と褒めてみると効果があります。
まだ、長女が入園前だった時に、幼稚園の制服などの購入品が届いて長女に試着をさせながら、夫に対して私はこう言ってみました。
「◯◯くん(夫)って、すごいね!これ全部◯◯くんが、買ってくれたんだもん。私は専業主婦だし、子育てってお金がかかるのに、全部1人で賄ってくれてるんだから、本当にすごいなと思って。」
こう言った時の夫の嬉しそうな顔は忘れません。
少しずつですが、妻から受け入れられているのを感じると、夫は再び心を開いて話をしてくれるようになっていきます。
最後に
男性って、実は女性が思っている以上に、デリケートで傷つきやすいのです。
こっちは育児で忙しいのに!
褒めてもらいたいなんて、子供じゃないんだから。
‥と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それが男性の性(さが)なのです。
対して、女性は、共感や愛されることを最も求めているそうです。
それを、「共感して、愛してもらいたいなんて、子供じゃないんだから。」と言われても困りますよね。
男性の本質を理解し、うまく夫に対して対応できると、夫婦仲も良い方向に向かっていきますよ。
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