私は、以前イライラに隠れた私の本当の気持ちについてお伝えしました。
私のイライラやモヤモヤの根本にあるもの。
【夫に認めて褒めてもらいたい。
関心を示して、大変さを労ってほしい。
寄り添ってほしい。
愛してほしい。】
一言で簡単に言えば、私は夫から「大切にされていないように感じて」イライラしていたということです。
では、本当に夫は私のことを大切にしてくれていなかったのでしょうか?
その答えは、こちらに詳しく書いています。▷▷
でも、実際に、妻側が大切にされていないと感じてしまいがちな
【男女の違い】によるギャップやすれ違いは確かに存在するのです。
その違いによって、夫が妻を大切にしているつもりでも、それが伝わりにくい。
その男女の違いによって、夫側はそんなつもりはないのに、妻は大切にされていないように感じるのですね。
なので、その男女の違いを知っておくことは、夫婦関係において、相手の反応や態度の意味が理解でき、
必要以上にイライラやモヤモヤしなくてすみます。
今日は、その男女の違いについてお伝えしますね。
パートナーから大切にされていないように感じてしまう【男女の違い】とは?
男性の「大切にする」と女性の「大切にされている」にはギャップがある
男性は元来、感情をあまり口にしません。
「愛してる」の安売りはしませんし、口先だけの「大切」には意味がないと思っていて、
実際に行動で示すことに重きを置いています。
・仕事を頑張る
・妻の希望を優先する
・妻に付き合う
・妻の頼みを聞く
・自分が我慢する
など、こういったことは妻を大切にしようという夫の思いの表れであったりします。
ここでポイントなのは、仕事を頑張る以外は、妻からの何かしらの発信があって初めて、それにできるだけ応えようとしていることです。
つまり、夫側は、妻の言っていることはできるだけしてあげようと思っていますが、
察する能力がないので、妻からの指示がないと【今は何もしなくて良いんだ】と思ってしまう節があります。
よって動けません。
一方、妻は夫からの言葉が欲しいし、仕事も頑張ってほしいけど、早く帰ってきて手伝ってほしい。
しかも、きちんと察して自分から動いてほしいし、妻に関心を示してほしい。
やはり、妻側は、「私に関心があれば、自ら動いて手伝ったり労ったりしてくれるはずでしょ」と思いがちなのです。
でも、男性にとって、察する能力が備わっていないことに加え、
「頼まれていないことを勝手に手伝う」ということは、
相手を低くみているのと同じように感じるそうで、本能的にあまりしません。
これは、男女の違いで、
女性が甘い物が好き、おしゃべりが好きなどと同じ本能的なことなので、仕方がないのです。
この男女の違いにより、男性は妻を大切に思っているのに、妻にはなかなか伝わっていないことがあります。
外で働く夫と家で育児をする妻の生活リズムの違い
外で働いている夫は、一定時間を外で働き、その後自宅に帰って休息し、また翌日に外に出て働きます。
幼い子を育てる妻は、生活そのものに育児という仕事が組み込まれているため、仕事と休息は分けることができません。
例え昼寝ができたとしても、話は違うのです。
自分のペースではなく、子供のペースですべて動かなければいけないということがしんどいのです。
妻は、ここを分かってほしい!
この仕事にはない大変さ。経験してみないと分からない閉塞感。
一方、男性は毎日働き続けるためには、仕事から疲れて帰ってきて、ホッと休む時間というものが必要なように作られているそうです。
これが、妻からしたら、「自分のペースで好きに休憩できて良いね。」とイラつかせる原因になるのです。
子供のペースでしか休めない妻と、仕事が終わってやっと休める夫。
「赤ちゃん泣いてるし」
「まだ明日のご飯の仕込み終わってないし」
など、生活に組み込まれている妻の仕事は、繰り返しで終わりがなく、そんな中を仕事終わりにホッとのんきにくつろいでいる夫を見ると、
「何にも家の状況を分かってない!」と夫からの無関心を感じるのです。
この対処法は?
まずは、「夫が仕事終わりに休んでいること」と「夫が大切に思っていない」ということを混同しないことです。
「休息している」≠「妻に関心がない・大切に思っていない」なのです。
そこを混同して夫を責めると、ありがちな「仕事と育児どっちが大変」論争になりますし
子供が小さくて働いていない主婦の方は、夫から「専業主婦なんだから」というはらわたが煮えくり返る言葉を引き出してしまう可能性もあります。
だから混同しない。
夫の休息しているだらけた姿に深い意味はありません。
男性は、言われないと分からないだけ。
もし、育児の大変さを分からせたい!だらけている夫が腹が立つ!大切になんかされていない!とイライラするのであれば、それはきっと自分が無理をしているからかもしれません。
誰からも承認されずに、心の中で虚無感や不安感を味わっているからかもしれません。
そんな自分の声を、聞いてあげていますか?
自分の心の声を聞いてあげて、誰よりも自分を大切にしていますか?
育児の大変さを分からせて、自分を承認してもらおうと、夫を責めたりするよりも
自分を大切にするために、どんどん夫に頼っていく方が健全なので、衝突も起きずにうまくいきます。
男性の「あとでする」はないがしろにされているんじゃない!疲れてる男性の精一杯の愛情なんだ!
夫に何かしら仕事を頼むと「あとでやる」と言われませんか?
はーちゃんは、これ良く言われます。
以前の私は、その度に、腹が立っていました。
だって、今やってほしいんですもの。
後回しにされると、結局寝ちゃってやらないかもしれないし、
なにより、後回しにされることが、私の仕事を軽く見ているようで嫌な気持ちになっていました。
でも、良く考えてみてください。
疲れている夫が、たとえ後ででも、「やる」と言ってくれているのです。
たとえ「あとでも」
たとえそのまま寝ちゃって、結局していなくても。
「やる」といってくれた、夫のその時の気持ちを拾えること。
それが、幸せになるコツかもしれません。
また、外で働いているママも多数いる現在、仕事終わりに夫が家で一人寛いでいたら腹が立つのは当然です。
でも、先程お伝えしたように、夫に思いやりがないわけではなく、男性の特質上、言われないと分かりません。
口で言うとお互い疲れていて角が立つこともあるので、具体的に表にするなど、可視化してしまうと男性には伝わりやすいです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
男性の大切にするという行動は、受動的で一見地味ですが
そこには、確実に妻を大切にしようという思いがあります。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
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