私は、1人目を出産後から深刻な産後クライシスを経験しました。
罵り合いの夫婦喧嘩が絶えない日々。
急速に悪化する夫婦仲。
そんな状況を乗り越えて、今があります。
私が自身の経験から培った産後クライシスを解消する方法と夫婦仲を改善するマインドはこちら。
今日は、そんな夫婦仲を良好にする《一つのマインド》をご紹介します。
相手の「選択の自由」を奪わない
《選択の自由》というのは、
【相手が何を選ぼうが、どう行動しようが、最終的には本人が決めること】であり、
また、【その選択による責任も本人がとる】ということです。
この選択の自由を無意識のうちに奪おうとしていることが、夫婦間や親子間では特に多いのです。
そして、自分の選択の自由が奪われようとする時に、人は抵抗します。
こうした方が良いと思うよ
こうしてくれたら、助かるよ
そのことを伝えるだけなら何の問題もありません。
教えるだけで、最終的な判断は相手に委ねているので、衝突は起きません。
でも、人は自分が一番正しいと思いがちなので、
ついつい「こうした方が良いに決まってる。」
「何でしないの?」と
自分が正しいと思うことを、相手に押し付けてしまうことがあります。
さらに、夫婦間では、相手が自分の意見のように動かないと、文句を言ったり、怒ったりして何とか自分の意見に従わせようとしてしまいがち。
たとえ、相手が(その意見は正しいかも)と内心では思っても、
押し付けられた時点で反発心が芽生えます。
意見を押し通して、相手が言う通りに動いてくれたとしても、相手は我慢しているのかもしれません。
自分の意見を押し通し、相手が自分に従ってくれたことによって一時的には満足するかもしれませんが、実は関係悪化という代償を払っていることもあるのです。
相手と自分に良い意味で「境界線」を引く
意見を言うことは、良いことです。
男性も、しっかりした自分の意見がある女性は好きです。
でも、その意見を押し付けたり、何とか押し通そうとしたら、とたんに上手くいかなくなります。
私が自分のことは自分で決めたいように、相手だって自分のことは自分で決めたいのです。
そして、相手もいろいろと考えています。
最終的な判断は、当の本人に任せましょう。
それで、たとえうまく行かなくても、相手の選択の自由を奪うことによる【関係の悪化】よりは全然良いのです。
相手の選択の自由による結果の責任は、あなたにはなく、相手にありますので、結果に対して、あなたがアレコレ心配する必要もありません。
自分と相手に良い意味で「境界線」を引いて、相手の最終的な決定権を奪わないようにしましょう。
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価値観の多様性を受け入れる
この「選択の自由を奪わない」というマインドの助けとなるのが、【価値観の多様性を認めること】です。
☑︎人は、自分が一番正しいと思いがちであること
☑︎でも、立場が変われば、その「正しいこと」は変わること
☑︎物事は、正しいか正しくないかだけではなく、価値観は人それぞれに多様にあることを受け入れること
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
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