私は、全然大切にされない
私は、いつも後回しにされる
私は、損な役ばかり押し付けられる
私は、ツイてない
私って可哀想
私って不幸
そんな風に自分のことを感じてしまう人っていますか?
はい、私です。笑
私はいつも後回しにされる。
私は大切にされてない。
私は可哀想。
そんな風に思っていました。
だって、現実がそうなんだもの。
大切にされないんだもの。
そりゃ、思うでしょう。
さてさて、
本当にそうなんでしょうか?
大切にされていない事実を集めている
それはね、違ったんです。
どういうことかと言うと、
自分は【大切にされない設定の世界】で生きているから、
大切にされていない《気がする》事柄ばかりに目がいって、そんな事実ばかりを集めているんですね。
そして、ほら、私はこんなに大切にされてない!
と怒る。
簡単な例を出して説明すると
夫が、妻と妻の親との約束を忘れていて、仕事の予定を入れていたとしますね。
妻:その日は、約束してたでしょ
夫:そうだった、ごめん。
妻:どうするの?親との予定はキャンセルするの?
夫:たぶん、大丈夫。何とかする。
大切にされてないと感じる人は、
・約束を忘れていた
・「たぶん」という未確定な言葉
に反応して、いつも忘れられる、大切にされてないと感じるでしょう。
そうでない人は、
・大丈夫。何とかする。
という言葉に反応して、良かった、私との約束を優先しようとしてくれたと満たされるでしょう。
このように、同じ状況でも、人それぞれで受け取り方がちがうのですね。
つまり、大切にされてない設定の世界で生きている人は、
夫とのやり取りの中で、
自分が大切にされていないと感じる事柄を、探し、集めるという作業を
無意識にしているのです。
そりゃ、それだけ見張って、悪くとって、自分って可哀想な事柄をかき集めれば、
どんな人でも、いくらだって集めることができるのです。
これが、自分って大切にされてない
と感じるカラクリです。
では、なぜ
大切にされたいはずなのに
そうでない事実ばかりに目が行き
【大切にされていない設定の世界】で生きているのでしょうか?
なぜ、大切にされてない設定の世界にいるの?
それは、簡単に言えば、
どうせ、、って拗ねているからです。
自分に自信がない。
自分は愛されない。
そう思っているから、不安になる。
あなたが、大切にしてくれないから!
あなたが、ちゃんとしてくれたら、こんな風には思わないのに!
私のことどうでもいいんでしょ!
大切にされたいと願いながら、結局かわいそうな自分を選んじゃうんです。
なぜかと言うと、かわいそうな自分が、結局「最強に強い」からです。
かわいそうな自分って、弱いからかわいそうなんじゃないの?とよく思われがちですが
そうではありません。
「かわいそうな立場」というものは、人の同情をかえるということ。
傷ついた被害をもとに、見返りを要求できるということ。
ひどいうことをした相手を責められるということ。
弱さを主張し、ひどいことされたと主張し、かわいそうなはずなのに
気づけば相手を攻撃する立ち位置にいるのです。
私が、ここで言っているのは、「被害者意識を根底にもって人と付き合うこと」の問題点に関してお伝えしています。
そうやって、相手を責める。
それは、もっと言えば
相手への罪悪感を植え付けさせたいから。
罪悪感は、人を支配する最高の材料になるから。
・人から同情されチヤホヤされること
・自分に対して罪悪感を持ってくれること
そんなことが、「自分を優先してくれる・気にかけ労ってくれる」ということだと思い込んでいるのです。
あなたは私を全然幸せにできてないよ。
この事実に、あなたはどうするの?
ちゃんと反省して、大切にしてくれるの?
そんな思いを胸に、相手を責め立て
相手からのフォローや謝罪、「大切だよ」という言葉を待ってる。
悲しいかな。
本人は、ただただ必死に「愛されたい、認められたい」だけなのに。
こんなにこじれてしまっている。
それが、被害者意識というもの。
被害者意識のある人は、自分が被害者であると思い込んで、人のせいにして、攻撃していくのです。
やっかいなのは、その「かわいそうな自分は」、自分が人を攻撃しているとも気づいてません。
そんな関わり方しかできない。
不安で不安で、相手にすがっているようなものなので、
そんな関係がうまくいくはずがないのです。
関連記事▷▷
被害者意識について
被害者意識を持つことは、本人のせいでも、性格が悪いからなるわけでもありません。
それは、これまでの人生において、自分を見失いそうなくらい不安な思いをしてきたということなんです。
人との愛着関係を築き、自己を形成していく上で、健康的に自己を形成できなくなるような出来事があったり、扱いを受けていたのかもしれません。
人は自己形成の時に、自分が保てなくなるほどの辛い状況に立たされると、多くの心理的障害を持ってしまいます。
モラハラ等も、こうして形成されるのですが、モラハラというものは、辛い状況から自分を守るために自己を手放してしまい自己というものがありません。
(だから他人を自己として、支配する)
被害者意識というものは、辛い状況の中、なんとか自己を手放さずに耐えてきた証です。
頑張ったんです。自己を手放さずに。
自分を褒めてあげてください。
そして、被害者意識は、本気で変わろうと思えば、必ず直ります。
被害者意識についてはこちらに詳しくまとめています↓↓
夫婦仲を本気で改善したいのなら、この被害者意識を手放すしかありません。
では、どうしたら良いの?
この設定から抜け出すには、
それに気づいて終わらせるのです。
自分で、終わらせると決意する。
そして、新たな設定を作ると良いです。
《私、愛されてる》設定
《私、大切にされている》設定
《私、幸せ》設定
自分で、決めてしまえばいいんです。
つまり、幸せになって良いと
自分で自分に許可を出す。
そんなことで、ガラッと変わります。
もちろん、こちらの内容も合わせて実行してみてくださいね!
↓↓↓
私は、夫婦仲の改善に向けて、
夫の大切にしてくれているサインを受け取ること
夫がありのままの私を愛してくれている事実に気づき、受け取ること
が大切だと感じています。
今回のお話は、その【受け取る】ということですね。
次の話↓↓
夫婦円満には【受け取ること】が大切なのです。
この記事が、どなたかの気づきのきっかけになれば嬉しいです。
コメント