私は、今までの回で、「不安感」や「承認欲求の満たされなさ」等が
夫婦関係の悪化の原因になっていることについてお話してきました。
今回は、その「不安感」や「満たされなさ」があると、
どうして良くないのかを詳しくお伝えしていきます。
自己肯定感が低いと「不安感」や「満たされなさ」を感じやすい
まず、「不安感」や「満たされなさ」があると、どうして良くないかのお話をする前に
それに深く関係している「自己肯定感」についてお話していきます。
なぜなら、不安感や満たされなさと向き合い解消していくためには
自分で自分をありのまま受け入れ
自分で自分を赦し
自分で自分を愛する。
そんな自己肯定感を持つことが必要だからです。
自分はありのままの自分で、ここにいて良いんだという安心感、自信のことです。
自己肯定感がないと・・・
・自分に自信がない
・周りの人の顔色が気になり、他人の軸で生きていってしまう
・自分で自分を認められないので、他人からの承認をより欲する。
・他人からの批判や意見に過剰に反応してしまう。それが、夫など身近な人になると、「何で分かってくれないの⁉︎」と相手への攻撃性が衝動的に出てくる。
自分で自分のことをダメだと思ってしまう。
そんな日本人女性って、多いような気がするのですが、気のせいでしょうか。
日本は、日本古来の「謙遜」「奥ゆかしさ」「平均化」の文化から
「自分のことを自分で良いと認める」ことを、「うぬぼれ」「自意識過剰」とごっちゃにしているのか、子供の頃から無意識的に背を向けてきているような気がします。
口では、子供に「自分を大切にしてね」と言いつつも、他人から我が子を褒められると「いやいや、そんなことないですよ〜」とつい言ってしまったり。
もちろん、そんな文化的な話ではなく、過去の辛い経験や育った環境から、自己肯定感が持てない方も多くいらっしゃいます。(はーちゃんは、コレです)
自尊心が持てずに、自分で自分をダメだと思ってしまう。
誰かに「ダメなやつだね」と言われたら、嫌だし辛いですよね。
それを自分で自分をダメだと思うってことは、
何かある度に、もう1人の自分が出てきて、
自分に「ダメなやつだな」と言っているようなものです。
1回言われただけでも、しばらくは辛いでしょうに、何度も何度も言われたら本当に心が辛くなってしまいますよね。
そうなると、夫婦関係にどのような問題が生まれるのでしょうか?
夫に、自分のことを認めてほしくて無意識に要求してしまう
自分で自分のことを認められない分を、
夫に認めてもらおうとするんですね。
以前もお伝えした通り、人には承認欲求があるため、自分含め誰からも認めてもらえない状態は辛いものです。
でも、自己肯定感を持ち合わせている人は、その承認欲求の満たされない心のゆらぎを、基本的に自分で対処できるのです。
自分に対する信頼が根本にあるので、落ち込んでもやがて自分でなんとか対処ができちゃう。
やり方はひとそれぞれですが、自分で自分のご機嫌をとって、立ち直る。
だけど、以前の私のように自己肯定感がなく、自分への不安感を持ち合わせている人は、それができないのです。
なので【自分でできないから、夫に満たしてもらう】ということ。
だから、夫に認められたくて、無意識に夫が喜ぶように我慢して
良い妻ぶって頑張ろうとしちゃう。
そうでないと愛されないと思ってしまってるんですね。
でも、以前伝えたように、夫にはその頑張りは伝わりません。
結果、「私がこんなに頑張ってるのに!」と爆発してしまうのです。
「良い妻ぶってしまう」の他にも、正論で責めたり、しんどいアピールをしたり、ほのめかしたり、あらゆる手段を使って夫から認めてもらおうとしちゃうのです。
もちろん、このようなことをしたら、夫は認めるどころか嫌な気持ちになってしまいますが
「自分で自分をダメだと思ってしまう」私は、
誰かに
認められ、
受け入れられ、
愛されたくて必死なのです。
だから、褒めて認めてよ!って育児の大変さをアピールして責めたくなる。
愛されているか不安だから、夫に愛を確認したくなる。
「もう、私のこと嫌いなんでしょ?」「離婚したいと思ってるんでしょ?」ってただのケンカが究極な所まですぐに飛んでしまうのです。
でも、「自分はダメだ」と思い込んでいるので、
そんな女性に限って、男性からの「大切にしているサイン」や愛情表現を受け取ることを無意識に拒否していたりするのです。
つまり、夫からの承認や愛を受け取ろうとせずに、間違った方法で承認や愛を夫に必死に求めているという状態。
詳しくはこちら↓↓
これでは、お互いに辛くなるだけです。
どうすれば良いの?
これは、自分で自分を認めてあげること。
自己肯定感をあげるしかありません。
何かあったら、自分をダメだと責めるのではなく、自分の1番の味方になってあげる。
詳しくは、私が実践した自己肯定感をあげる方法はこちらの記事でご紹介しています。
この記事が、どなたかの参考になれば嬉しいです。
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