前回、夫婦関係の修復のためには、自己肯定感をあげることが必要だとお伝えしました。
なので今回は、実際に私自身が「自己肯定感をあげることができた方法」をお伝えしていきます。
自己肯定感は自分で高めることが出来る!
自己肯定感が上がると、夫婦仲が改善するだけでなく、その他のすべての人間関係に良い影響を与えてくれます。
何より、自分が生きやすく、気持ちがラクになります。
私は、子供の頃の悲しい経験から自尊心が育たず、自己肯定感が育まれずに大きくなりました。(内容は重いので割愛しますね)
そのため、私が自己肯定感をあげることができるのか、自信はありませんでした。
でも!
断言できます。
自己肯定感は自分であげることが出来ます!!
諦めなければ
必ず変わることが出来ます。
私が実行して効果があった「自己肯定感を高める方法」
自己肯定感が低いのは、自分のせいではないことを認識しよう
自己肯定感が低いことに対して、私のようにハッキリとした原因が思い浮かぶ方もいるかもしれません。
もしくは、ハッキリとした原因はわからないけれど、どうやら自分は自己肯定感が低いと気付いた方もいるかもしれません。
いずれにしろ、自己肯定感をあげるためには、次の認識から始まります。
『自己肯定感が低いことは、あなたのせいではありません。
あなたが悪いのではないのです』
なぜなら、
本来なら、自己肯定感は子供の頃に
まわりの大人や環境から育まれるべきものだったからです。
それが、育まれずに大人になったのは、あなたのせいではありません。
あなたは、子供だったのですから。
本当は、子供の頃に当然として育まれる権利があったのに、
それが許されない環境にいて、そこで子供ながらに必死に生きてきたということです。
辛かったね。
今まで頑張ったね。
そう、子供の頃の自分に
声をかけてあげてください。
「行動」と「人格」の間に一線を引く
「行動」と「人格」
この認識を区別することがとても重要になります。
どういうことかというと、以前の私は、例えば何かをして失敗すると、「自分ってホントにダメだな・・」と考えていました。
そう、すぐに「行動」が「人格否定」に結びついていたのです。
でも、失敗しちゃったその「行動」はいけなかったけど
「自分そのもの」がダメだったわけではない。
まさに、子育てで良く言われてますよね。
◯「そんなことをするのはいけないことだよ」
×「そんなことをして悪い子だね。」
行動を叱って、人格は否定しない。
それを自分にも実行しました。
現実を冷静に見る訓練をし、「自分はダメではない」と思考を変換させるのです。
これは、すぐに変わるわけではありません。
思考を変換するには、訓練が必要になります。
初めのうちは、「自分ってダメだな」と思ったら、書き出しましょう。
何でダメなのか?
何でそう思うのか?
ホントにダメなのか?
そして最後は、
ちょっと失敗しただけ。全然ダメじゃないじゃん♡
このように思考を変換して、置き換えてしまいます。
繰り返していくと、書き出さなくてもいつの間にか思考が変わっていくと思います。
夫からの注意や叱責も「行動」と「人格否定」を混同して受け取らない
上で述べたとおり、「行動」と「人格」はイコールではないのです。
それが、夫婦関係をこじらせている女性たちは、イコールになりがち。
どういうことかと言うと、以前の私は、夫から注意や叱責された場合、
何だか自分自身を全否定されたような気持ちになり、抑えようのない怒りがこみ上げていました。
そう、私の「行動」への注意や叱責を、「人格」に結びつけていたのです。
なので、ここでも「行動」と「人格」に一線を引く努力をしました。
夫からの注意は、その言葉以上の意味はなく、私自身を否定しているわけではないのです。
それを、何度も何度も頭にたたき込み、言い聞かせ、思考を変換する訓練をしました。
初めのうちは、全否定されたように感じているので腹わたも煮えくり返っていますが、ここはまさに感情のコントロールが必要になります。
悲観的にならずに、冷静に物事を見る。
初めのうちは、怒りに飲み込まれそうになる自分を必死で抑え
「夫は、私を否定しているわけではない」と悔し涙を流しながら、
何度も自分に言い聞かせていたものです。
一人で泣きながら、「私を否定しているのではない」と声に出して言ってました。
懐かしいです。
声に出すというのはとても効果的。
あと、起きておくとロクなことを考えないから早く寝るに限るよ!
いつからか、怒りを抑える労力が以前より減っている自分に気がつきました。
夫からの大切にしているサインをきちんと受け取る
夫が私のためにしてくれたこと。
以前は無意識的にスルーしがちでしたが、そのことに意識して着目するようにしました。
「夫が私のためにしてくれたこと」を意識して受け取れるように、夫がしてくれたことをノートに書き出すようにしました。
何もしてくれてない!と最初は思うかもしれませんが、まずは「仕事に行ってくれた」のも家族を養うためです。
そこから初めていくと、徐々に相手の立場が見えてきて、夫が私のためにしてくれていることも少しずつキャッチできるようになりました。
悪いところを含め、自分を認めてあげる
いくつか述べてきましたが、簡単に言えば、
大切なことは
自分自身の
良い面も、悪い面も、
すべてひっくるめてOKにしてあげることです。
つまり、上で述べてきた内容をできない自分もOK。
良くできた日もあれば、全然ダメで否定ばっかりしちゃう日もある。
でも、否定したくなる自分もOK。
『私は、自分を否定したいんだね。
自分が嫌いなんだね。
うんうん、そうかそうか。
そんな時もあるよねー。』
と、悲観的にならない。
全ての自分をOKにしてあげる。
自分の心を掘り下げてあげて
本当の気持ちを聞いて
受け入れてあげる。
自分って、こうしたかったんだね。
だから、嫌だったんだね。
だから、こんなこと言っちゃったんだね。
そうか、そうか。
自分って、可愛いやっちゃな。
自分で自分を大切にする。
自分の全てを
赦して
受けとめて
愛してあげて良いのです。
自己肯定感は日によって変わるのが普通
ちなみに、自己肯定感って、実は変わるんです。
調子が良くて、いろいろなことがうまくいって自分に自信を持てる日もあれば
全然ダメで、自分を責めたくなる日もある。
それは、人間なのでみんな同じです。
ダメな日を、そんな日もある。と深く考えすぎないことです。
きっと明日は、いい日!
自分にそう声をかけてあげてください♡
最後に
頑張っていても、何も変わらずにむなしく思う日もあるかもしれません。
一歩進んだと思っても、3歩下がって絶望してしまう日もあるかもしれません。
でも、それらの気持ちは、変化しようとしているから感じられることです。
うまくいく過程に必ず通る道なのです。
「本当にうまくいった」ということは、そういった感情に向き合い、消化してきたということです。
辛くても、続けていけば、人は21日で習慣付くと言われてます。
必ず、楽に夫と接している自分に出会える日がきます。
だから、未来は明るいと希望を持って諦めないでほしいのです。
この記事が、どなたかの参考になれば嬉しいです。
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